元世界王者プロモーター 田中恒成と井岡に勝ったマルティネスの好勝負予想も「タフさという意味では…」
2024年07月12日 19:42
格闘技
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この結果によって、マルティネスがWBA・IBFの2団体王者になった。WBCは6月29日にフアンフランシスコ・エストラダ(メキシコ)を破り、王座を獲得したジェシー・“バム”・ロドリゲス。そしてWBO王者は、史上最速プロ21戦目で世界4階級制覇を達成した田中恒成。田中は2月に世界4階級制覇したリング上でマルティネスの名前を出していたが、20日に初防衛戦でWBO世界同級12位ジョナタン・ロドリゲス(メキシコ)と対戦する。
井岡がマルティネスに敗れた試合を見た上で伊藤氏は「田中恒成選手の方がパワー対パワーだから面白い。かみ合う試合になる」と良い試合になると予想しながらも、「田中恒成選手はパンチをもらうからそのタフさという意味ではマルティネスの方が強そうに見えてしまう」とコメントした。
マルティネスは井岡戦後にロドリゲスとの統一戦も視野にあることを明かしていた。伊藤氏は「バムも上手いからマルティネスがパワーでどう凌駕するかじゃない。バム対マルティネスは見たいね。スーパーファイトになるんじゃない。今はスーパーフライも盛り上がっているね。この中で田中恒成選手がベルトを持っていて価値もあるし、そこで勝てばまた面白くなる」とスーパーフライ級戦線の行方を楽しみにした。