原口健飛がGLORY世界フェザー級王者・ペッチに挑戦“3度目の正直”で日本人初戴冠目指す

2024年07月19日 12:00

格闘技

原口健飛がGLORY世界フェザー級王者・ペッチに挑戦“3度目の正直”で日本人初戴冠目指す
「GLORY」で日本人初戴冠目指す原口健飛 Photo By スポニチ
 英国に拠点を置くキックボクシング団体「GLORY(グローリー)」は20日(日本時間21日)、オランダ・ロッテルダムで「GLORY93」を開催する。国内の格闘技イベント「RISE」などで活躍している原口健飛(けんと、26=FASCINATE FIGHT TEAM)が、ペッチの愛称で知られるペットパノムルン・キャットムーカオ(29=タイ)が持つGLORY世界フェザー級王座に挑戦する。タイトル奪取に成功すれば、GLORYでは初の日本人王者となる。
 空手がバックボーンの原口は、17歳だった2015年にプロボクシングでデビューを果たした。1年あまりで引退し、17年6月にキックボクシングでデビュー。20年1月にRISEライト級王座を獲得した。格闘技イベント「RIZIN」にも2度出場。昨年年3月にはISKA世界ライトウエルター級王座決定戦を制している。

 キックボクシングの戦績は26勝(17KO)3敗1分け。3敗のうち2敗は、21年11月と22年8月のペッチ戦で判定負けしたもの。昨年12月のRISEのリングで、GLORY世界フェザー級1位のエイブラハム・ヴィダレス(メキシコ)にKO勝ちした原口は、ムエタイの強豪であるペッチとの3度目の対戦のチャンスを得た。

 自身のインスタグラムでは「やっと世界最強を証明する時が来た。あの日負けてからペッチを倒す事だけを考えて生きてきた。ペッチにリベンジ、あの日の自分にもリベンジ。挑戦する時の俺はいつもの数倍強い。オランダで必ず超えてきます。日本からの熱い声援お願いします」と並々ならぬ意気込みを示している。

 今回が初の海外渡航で、既に現地で調整を続けている。「変えるのはファイトスタイルだけ。ある意味やったことのないファイトスタイル」と新境地で挑むことも示唆している。3度目の正直の先に“日本人初”の称号が待ち受けている。

 大会のもようは、U-NEXTで21日午前1時30分から試合終了までライブ配信される。また、8月20日まで見逃し配信も行われる。

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