田中恒成の初防衛戦は中止 畑中清詞会長「悪い例をつくるわけにはいかない」
2024年07月19日 15:27
格闘技
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畑中ジムの畑中清詞会長は「(挑戦者陣営のプロモーター、パコ・ダミアン氏から)ジョナタンが足にけいれんを起こしていると聞いた。ウチとしても2階級上の選手と試合をやらせるわけにはいかない。そういう悪い例(計量で大幅にオーバーしても試合できる)をつくるのはよくない」と怒りをにじませた。さらにジョナタンについて「ボクシングをやめた方がいい。階級を間違えてるんじゃないの」と非難した。畑中会長によると、電話で連絡したところ田中は「(再計量の猶予期限である午後)3時までは臨戦態勢でいます」と話したという。
挑戦者陣営のダミアン氏は「2カ月間、自己犠牲してきた田中選手に申し訳ない。ジョナタンはアステカの戦士なので、とても恥ずかしい思いをしていると思う」と語った。計量2日前の17日、練習中に、けいれんを起こした。「こんなことは初めてだった」と同氏。その後も計量当日までサウナやロードワーク、ジムワークで体重を落とす努力を続けた。再びけいれんを起こし、健康上の問題があると判断したという。