「超RIZIN.3」平本蓮が衝撃1RTKO 因縁の朝倉未来に完勝

2024年07月28日 21:26

格闘技

「超RIZIN.3」平本蓮が衝撃1RTKO 因縁の朝倉未来に完勝
<超RIZIN3>勝利した平本は試合後のリング上で朝倉に声をかける(撮影・島崎忠彦) Photo By スポニチ
 格闘技イベント「超RIZIN.3」は28日、さいたまスーパーアリーナで開催された。メインでは、約1年ぶりの復帰戦となった朝倉未来(32=JAPAN TOP TEAM)と平本蓮(26=剛毅會)がRIZIN MMAルール5分3R(66・0キロ契約)で対戦。1R2分18秒、平本が強烈な左パンチからのラッシュでTKO。ファン待望の一戦を制した。
 
 試合後は雄たけびを上げ「朝倉未来、ありがとう。引退しないでください。朝倉未来がいたからここまで来られた」と振り返った。
 
 3月16日に対戦が発表されてから4カ月超。平本は4月にアイルランドを訪れ、元UFC2階級王者のコナー・マクレガーが所属するジムでトレーニングした。さらに、初代Krushフライ級王者・大久保琉唯(K―1ジム・ウルフ TEAM ASTER)、ラジャダムナンスタジアム認定スーパーフライ級王者・吉成名高(エイワスポーツジム)らとも合同練習を実施。肉体を研ぎ澄ませてきた。

 直前のイベントはドタキャンを連発したが、全ては「人生懸けて過去最高の試合を見せます。勝ってありがとうと言いたい」という気持ちからの行動だった。対する朝倉は「やることはやってきた。凄い試合を見せる」と強気に言い放ったが、一方的な内容で敗れた。

 因縁の対戦だった。平本は4年前を振り返り「キックボクシングでどうにかしようって思っていた時に、朝倉未来が現れて。変な話、アイツのおかげでMMAを始めたみたいなもんなんですよ」と朝倉への素直な思いを口にした。憧れの存在からライバルへ。約4万人の前で実現した大一番で、強さを見せた。

 メインを含めた大会は全試合、U―NEXTが完全生配信した。メインはRIZINフェザー級王者の鈴木千裕がゲスト解説し「冷静に先に当てた。カウンター選手同士、先にカウンターを決めた選手が勝った」とコメント。試合後は平本から挑発され、鈴木がリングに上がりかける場面もあり「売られたけんかは買う。(舞台に)上がってくればいいんじゃないですか」と話すなど、配信は大いに盛り上がった。

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