テレビ朝日 7月の放送トラブルの原因と再発防止策を報告し改めて謝罪 重大性を鑑み取締役らの処分も
2024年11月08日 15:36
芸能
この問題を巡り、調査を行った結果「マスター設備内のネットワークスイッチの記憶装置で誤作動。(以下「メモリーエラー」)が発生し、マスター設備内のネットワーク内に大量のデータが流れ、番組・CMを送出するサーバー3系統全てが制御不能となりました」とし、メモリーエラーの原因について「設備メーカーから“中性子線の影響が原因であると判断”との報告がありました」と説明。
そのため再発防止策として「同様の事象が発生した場合に通信を遮断するなど、二重三重の対策。また不測の事態に備え、さらに予備系統を強化し放送の安定性向上を図った」ことを伝え、「視聴者やアドバイザーの皆様、ならびに(株)BS朝日、テレビ朝日系列各局の皆さまに多大なるご迷惑をおかけしたことをお詫び申し上げます」と改めて謝罪した。
また今回の事象の重大性に鑑み、技術局担当取締役が役員報酬10パーセント、1カ月分を自主返上。また技術局長を譴責とする処分を行ったことを合わせて報告した。