2017年NHK大河ドラマ「おんな城主 直虎」
柳楽優弥 NHK大河初出演 「直虎」起用理由は「野性味とエネルギー」
2016年05月26日 05:30
芸能
三浦は子役時代に「武蔵」「功名が辻」の2作に出演し、3度目の大河出演。岡本幸江チーフプロデューサー(CP)は三浦について「直虎という人の生涯を決めたのはこの人。(直虎にとって)憧れの、初恋の人で、彼女のモチベーションになっている。それを実現してくださる、若手の実力のある俳優さんということで、起用した。若いころに出ていたが、成人されてからはないということで、ぜひこのタイミングにとお願いした」と起用理由を説明した。
幼なじみ・小野政次を演じる高橋は「元禄繚乱」「新選組!」「風林火山」「軍師官兵衛」に続く、5度目の大河出演。「柴咲さんと三浦くんが幼なじみなので、撮影前には幼年時代の3人の雰囲気を見ておきたい。19歳ぐらいから演じることになるが、童顔の35歳なので、シワが目立ったりしないようにしたい」と照れ笑い。岡本CPは10代の頃の高橋と仕事をした経験があるといい、「政次は難しい政治的な立場をしないといけない人、発言と心の中で大事にしていることが違う人物。すごい難しいけど魅力的な役だが、高橋一生さんはここにきて着々と違う顔を見せてくれている。この役にぜひお越しいただきたいと思った」と話した。
雲龍丸を演じる柳楽は満を持しての大河初出演。今回発表になったキャストの中では唯一の架空の人物で、「どういう形になるか、想像できないですが、楽しみたい」と意気込み。そんな柳楽の起用理由は「野性味とエネルギー」だといい、岡本CPは「ワイルドな、こじんまりとまとまらない、突破力のある俳優さん」と称賛し、「唯一、フィクションの人物で、突破していただくような野性味のある、武家の決まり事とは違うことを自ら立ち上げていただきたい。野性味とエネルギーという意味で柳楽さんかなと」と話した。