【NHKマイルC】カッチー6年ぶり栄冠へ インパルス超A級の動き
2013年05月02日 06:00
競馬
さあ、勝負の時。一度も手綱を明け渡したことがない愛馬に、07年皐月賞(ヴィクトリー)以来のG1制覇の手応えを得ている。
昨夏新潟の新馬2着後、3連勝で前走・ファルコンSを制覇。走った競馬場は新潟、東京、中京と全て左回り。国枝師は「ずっと左回りなのはたまたま。少しずつ体もしっかり。いろいろな競馬をしたことでレースの仕方も覚えた。競馬で慌てない。乗り役の指示に従うことができる」と称賛。そして「馬も素直。騎手(田中勝)も素直だから」と、にこやかに続けた。
前に行って良し。差してもOK。天性の機動力は01年にNHKマイルCを制した父クロフネ譲り。春のG1・3連勝中の関東馬。その追い風も自信を増幅させる。師は「関東から4勝目もいきたいね」と闘志。鞍上も「レースごとに走りも軽くなっている。前走が強い勝ち方で希望も出てきた。東が強い!?あやかって勝ちたいね」。東11頭VS西7頭と、質&量で圧倒する関東軍団。小田も「美浦の馬に◎を打たないと痛い目に遭う」と感じていた。