【ダービー】ロゴの6Fデビューはダメ V指名はエピファネイア
2013年05月21日 06:00
競馬
(2)敗戦経験 残ったV候補は4頭。ここで間違えたら台無しなので、慎重に絞る。注目したのは過去10年の優勝馬が4着以下に負けていた回数。最も多かった08年ディープスカイでも2回で、それ以外は0~1回だった。既に4着以下が3回あるマイネルホウオウは、ちょっと負け過ぎ。G1連勝は厳しい。
(3)近走内容 皐月賞の上位3頭だけになってしまった。みんな強いので甲乙付けがたいのだが、優勝馬10頭は例外なく前2走のいずれかで連対を確保していた。ということは…弥生賞と皐月賞で連続3着のコディーノが、ここで一歩後退。
(4)初陣の距離 最後に、凄いデータを見つけた。デビュー戦の距離だ。優勝馬10頭で最も短かったのは、03年ネオユニヴァースと08年ディープスカイの芝1400メートル。それ以下の距離の新馬戦を使った馬は1頭も勝っていない。芝1200メートルで初陣Vを飾ったロゴタイプを、最後の最後で切る。
結論はエピファネイア。3歳になってから4、2着と惜敗続きだが、2歳時は無傷の3連勝でラジオNIKKEI杯2歳S(09年1着ロジユニヴァースもV)を勝った大物。福永の悲願のダービー初制覇だ。