競輪のヤンググランプリ2015(2025メートル5周、G2)は29日、東京都の京王閣競輪場で行われ、デビュー2年目で26歳の野口大誠(熊本)が2分56秒8(上がり11秒5)で勝ち、優勝賞金505万円(副賞含む)を獲得した。
残り1周で渡辺雄太(静岡)が先行し、杉森輝大(茨城)が2番手。7番手を追走したただ1人のS級1班選手、野原雅也(福井)が向正面で一気にまくり、これと競った川口聖二(岐阜)の2人が先頭を争ったが、野原をマークして進出した野口が最後の直線で外からまとめて差し切った。2着は川口、3着は野原だった。
払戻金は車連単が(9)―(3)で7960円、3連単は(9)―(3)―(1)で3万5760円。
▼野口大誠の話 やっちゃいました。ことしは試行錯誤をして、走っていてふがいなさを感じていたが、最後がこういう形で終われて良かった。