【武蔵野S】ミスターX 東京ダートならモーニンの押し切り濃厚
2016年11月12日 05:30
競馬
京都11R・デイリー杯2歳Sはタイセイスターリー。キャリア1戦馬だが、デビュー戦が奥深さを感じさせるものだった。レースは14番枠からのスタートで、道中は中団の外を追走。馬群が一番横に広いところを走っていたため、VTRを見る限り他馬よりかなりのロスがあった。少し行きたがる面は見せたが、グングンとポジションを上げていくと直線は2着馬との一騎打ち。必死のムチが入る相手とは対照的に、馬なりの手応えで1馬身1/4突き抜けた。3着以下には5馬身差。その2着ブレイヴバローズがすぐに次戦を勝ち上がったことから、決してレースレベルが低かったわけではない。
坂路での最終追いは大きく先行したノミネーション(4歳500万)に楽々と1馬身先着する圧巻の動き。矢作師は「手応えに余裕があったし、動きは良かった。まだ荒けずりな部分はあるが、ポテンシャルは高いものを持っている」と納得の口ぶりだ。ここでも勝負したくなる器だ。馬単(1)から(2)(5)(6)へ。