【阪神JF】タメて一発、シグルーンに胸騒ぎ
2016年12月07日 05:30
競馬
宮厩舎にとって、阪神JFは97年アインブライド(当時は阪神3歳牝馬S)でG1初制覇を飾った思い出のレース。「今の内回りコースだったね」。デビュー2年目の20歳古川を背に終始インで脚をタメて一気差し。当時、全く違う馬に注目していた記者3年目の小田は、ぼう然と阪神を後にしたことを覚えている。
シグルーンの生産者欄を見れば「岡田スタッド」の名。そう、小田がチャンピオンズCで◎を打ったサウンドトゥルー(馬主は山田弘氏)と同じ。宮師は「岡田牧雄さん(岡田スタッド代表)のところは調子いいからね」とニッコリと笑った。同じ牧場の4歳後輩が今週も…。底冷えで震えていた小田は、少しホットになっていた。