単勝1・6倍の1番人気に推され、チャンピオンズCの雪辱を期待されたアウォーディーだが、またもや2着に終わった。逃げるコパノリッキーを見ながら2番手は予定通り。ただ、想定以上のスローペースが歯車を狂わせたか、直線で勝ち馬に並ばれると抵抗する力はなく、突き放されてしまった。1馬身半差の完敗に武豊は「ペースが遅すぎたのか…。前走のようにやめることはなかったが、ゴーサインを出しても反応がなく、勝ち馬に前に出られてそのままだった」と困惑顔。
ダート転向後に6連勝でG1・JBCクラシックを制したが、その後は2戦連続2着。「ここ2戦は悔しいレースだが、(難しい)この馬らしいと言えばこの馬らしい。昨年はまだダートの下のクラスで走っていた馬。来年頑張りたい」と前を向いた。