【大阪杯】マカヒキ９０点 気性の成長か、闘争心の欠如か…？
2017年03月29日 05:30
競馬
マカヒキの立ち姿に点数を付けるのはとても難しい。昨年の皐月賞、ダービーでは闘争心をむき出しにした精かんな顔が穏やかになっているのです。欧州遠征を経験して気性が大人になったのか、それとも、闘争心が戻っていないのか。見極めづらいところです。前走・京都記念のパドック。マカヒキは妙におとなしい顔をしていました。伸びあぐねたレースぶりと重ね合わせると、闘争心不足とも取れますが、敗因は別にあるかもしれません。初めて経験した緩い馬場で走りづらそうにしていました。
ともあれ、体つきは悪くありません。３歳春から完成度の高い馬体でしたが、肩、首の筋肉量がさらに増えている。成長しているのは間違いありません。膝下に冷やす手当てを施し、バンデージを巻いていますが、これは用心のためでしょう。穏やかな顔は気性の成長か、闘争心の欠如か。馬体面から９０点としておきますが、精神面を含めた総合点は保留させてください。
