英国の元騎手“難病募金”行脚、栗東で和田らと交流

2017年04月12日 05:30

競馬

英国の元騎手“難病募金”行脚、栗東で和田らと交流
英国の元障害騎手・ダンウッディ氏(右)と笑顔で話す和田騎手 Photo By スポニチ
 英国の元障害騎手リチャード・ダンウッディ氏(53)が11日、栗東トレセンを訪れた。英国で最も有名な障害レース、グランドナショナルで2度優勝した名手。現在、日本縦断の旅を行っている。2月26日に鹿児島県・佐多岬を出発。6月10日を目標に宗谷岬を目指す。
 この旅には“募金活動”という目的もある。サルコーマ(肉腫)と称される骨や軟骨といった組織に発生するがんに対する認知を広げ、研究や治療の財源確保のために歩いている。おいのジョージ氏はサルコーマと診断され、治療を続ける。

 この活動を知った和田竜二が「日本に窓口がないと知り、皆に知ってもらえれば」と今回のトレセン訪問が実現。若手ジョッキーたちと交流を深めた。ダンウッディ氏は「日本の皆さんはとても親切。タイミングが合えば、レース場にも行きたい」と話した。

 氏は現在、福井まで到達。活動の様子はフェイスブックで更新され、寄付はインターネットでも募っている。

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