【安田記念】連覇ヤマニンゼファーが16日死去…厩舎の“後輩”が勝利で弔うか
2017年05月31日 11:00
競馬
6月4日、東京競馬場11Rで行われる「第67回安田記念」(G1・芝1600メートル)には、そのヤマニンゼファーと同じ栗田博憲厩舎所属のイスラボニータが出走する。
3歳時は皐月賞を制し、日本ダービー2着と世代のトップレベルで戦ったイスラボニータ。古馬になってからは勝ち運に見放されていたが、前走のマイラーズCで2年7カ月ぶりの勝利。春の大目標である安田記念に向けて万全を期している。鞍上も3週連続でG1を勝利しているC・ルメールと隙がない。
2月19日のフェブラリーS(G1)では、前日に父・ゴールドアリュールが急逝したゴールドドリームが優勝。血や人のつながりがさまざまなドラマを生み出すのも競馬の魅力の1つ。イスラボニータは厩舎の偉大な“先輩”が輝いたその舞台で、弔いの勝利を挙げることができるだろうか。