【安田記念】「人気ない時に走る」穴党の味方クラレント
2017年05月31日 05:30
競馬
8歳だが、指揮官は充実ぶりに目を細める。「今年に入って、体が締まってきた。カイバや調教量は以前と同じなのに、それだけ代謝がいいんでしょう」。今年の2走は496キロ→488キロの馬体で出走。500キロを切ったのは6歳暮れ以来だ。さらに「テンの行きっぷりも戻ってきた」とレースぶりも良化している。
芝のマイル重賞5勝はウオッカ、ダイワメジャーと並ぶ歴代最多タイ。指揮官は「条件的にもベスト。今回も人気はしなさそうなので」と、不敵な笑みで締めくくった。過去10年で8番人気以下の伏兵が3勝、2着2回、3着7回と大暴れ。毎年、必ず1頭は馬券に絡んでいる。穴党の味方!?クラレントが再び、波乱の立役者になる気がしてきた。