【安田記念】川田 “無冠の帝王”アラジンG1初制覇に安堵「やっと勝てた」
2017年06月04日 16:23
競馬
前哨戦を制しても本番では勝てない時期が続き「トライアルは勝つことができていたが、G1では思うようなレースができず、今年の初戦もいい形で終えることができなかった」と悔しい思いの連続だった。
それでも待ちに待った好天、外枠に「ここでこそ」と力を込めた。中団のやや後ろ、この馬にとって最高のポジションでレースを進め「いつでも外に出せる道は作ることはできていたので、あとはそのままリズム良くということだけ」と馬の能力を信じた騎乗。
悲願の勝利に「時間は掛かってしまったが、とりあえずこうして1つG1を獲ることができて、頑張ってくれたこの馬を褒めたい」とパートナーを労った。
今後については「展開やいろいろな面が噛み合わないと、能力を発揮するのが難しい馬なので、ぜひ次のG1の時もこういういい形で競馬が迎えられればと思う。(次も末脚を繰り出せるように)天気と枠に期待したいと思う」と異例のお願い。
サトノアラジンがマイル王者として迎える秋の戦いにも注目だ。