【安田記念】川田 “無冠の帝王”アラジンG1初制覇に安堵「やっと勝てた」

2017年06月04日 16:23

競馬

【安田記念】川田 “無冠の帝王”アラジンG1初制覇に安堵「やっと勝てた」
川田を背に安田記念を制したサトノアラジン(中央) Photo By スポニチ
 「第67回安田記念」(G1・芝1600メートル)が4日、東京競馬場11Rで行われ、川田将雅騎手騎乗の7番人気・サトノアラジン(牡6=池江厩舎、父ディープインパクト、母マジックストーム)が勝利し、G1初制覇。首差の2着に8番人気のロゴタイプ、さらに首差の3着には3番人気・レッドファルクスが入った。
 サトノアラジン鞍上の川田は「やっと勝てた…」と安堵の表情。昨年のマイルCSで1番人気に推されるなど、そのポテンシャルを高く評価されてきた“無冠の帝王”を初G1勝利に導いて肩の荷が下りた様子だった。

 前哨戦を制しても本番では勝てない時期が続き「トライアルは勝つことができていたが、G1では思うようなレースができず、今年の初戦もいい形で終えることができなかった」と悔しい思いの連続だった。

 それでも待ちに待った好天、外枠に「ここでこそ」と力を込めた。中団のやや後ろ、この馬にとって最高のポジションでレースを進め「いつでも外に出せる道は作ることはできていたので、あとはそのままリズム良くということだけ」と馬の能力を信じた騎乗。

 悲願の勝利に「時間は掛かってしまったが、とりあえずこうして1つG1を獲ることができて、頑張ってくれたこの馬を褒めたい」とパートナーを労った。

 今後については「展開やいろいろな面が噛み合わないと、能力を発揮するのが難しい馬なので、ぜひ次のG1の時もこういういい形で競馬が迎えられればと思う。(次も末脚を繰り出せるように)天気と枠に期待したいと思う」と異例のお願い。

 サトノアラジンがマイル王者として迎える秋の戦いにも注目だ。

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