キタサンブラック国内専念…目指すは“スペシャル”な道
2017年06月26日 10:30
競馬
18年前の1999年、同じく武豊鞍上のスペシャルウィークが勝てば凱旋門賞を掲げ、単勝1・5倍の圧倒的人気を背負い宝塚記念を戦った。結果はライバル・グラスワンダーに完敗。国内専念が決まったスペシャルウィークは秋初戦の京都大賞典でも見せ場なく大敗。「終わった」と揶揄されるなか、天皇賞秋で復活V。続くジャパンCも制し、ラストランとなった有馬記念でも2着に好走。最後まで日本の競馬ファンを沸かせた。
キタサンブラックはファン投票でウオッカ以来9年ぶりに10万を超える票を獲得。復活を願うファンは多い。武豊と共にスペシャルウィークと同じような復活ロードを歩んでくれるはずだ。