【福島新馬戦】伊藤大厩舎の新馬コンビに飛躍の予感

2017年06月30日 05:30

競馬

 【東西ドキュメント・美浦=29日】夏の福島開幕。将来を担う新馬たちに厩舎の期待は集まる。伊藤大厩舎は日曜5R(芝1800メートル)にレーツェル(牝、父マンハッタンカフェ)、同6R(芝1200メートル)にマイネルニュース(牡、父アドマイヤマックス)がスタンバイ。
 レーツェルは水曜28日にWコースで4F53秒1(馬なり)。余力十分にパートナーに1馬身先着した。伊藤大師は「調教の動きは断然こちら。目立っちゃっている」とお墨付き。

 対するニュースは1週前の21日、レーツェル相手に食い下がった。「こちらも負けない動き。牧場でもしっかり乗り込まれ、スピードタイプ」。半兄コスモシャンティも管理し、勝利寸前(最高2着)までいった。「お兄さんはケガで引退したが、いい素質を秘めていた。兄の分まで」と、こちらも期待は熱い。

 厩舎の看板馬ミライヘノツバサは休養中。「日経賞(2着)までかなり頑張ったので。ゆっくり休ませます」と秋以降まで充電方針。日経賞で同馬に熱い◎を打った小田は“後輩”の活躍を願わずにはいられなかった。

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