最終追い切りから一夜明けた28日、サトノダイヤモンド&サトノノブレスは滞在先の小林厩舎内の丸馬場で1時間の引き運動。池江師は「ダイヤモンドはカイバも完食。コズミもないしシャキシャキしている。追い切りの効果はあったと思う」と上積みを強調した。
13年当歳セレクトセールで2億4150万円(税込み)で落札された逸材。高額馬ぞろいの池江厩舎だが、競馬界に参入するIT企業「DMM.com」が2億520万円で落札した2歳牡馬も入厩することが分かった。「キタノコマンドール」と命名したのは、同社のCMにも出演するビートたけし。預託することになった池江師は「画期的な企画だと思う。ぜひ、競馬場にも来てもらって勝ったら一緒に“コマネチ”したいね」と大一番を前にしても、和やかムードだった。
また、中山&阪神競馬場で募集したメッセージ入りの応援フラッグが届けられた。受け取った池江師は「こんなに応援してもらってありがたい。皆さんと夢の実現を共有できれば」と悲願達成に意欲を見せていた。