【細原・騎手で獲る 特別編】３０日阪神１１Ｒ 長欠明け叩いて急上昇マスクゾロが連覇決める
2017年09月30日 08:00
競馬
今のダート路線は王者不在。能力がきっ抗しているなか、有力馬は韓国遠征や地方交流重賞へ。コース適性や、相手関係とのレベル差など、ファンにとっては能力差を判断しづらいレースが続いている。このままチャンピオンズＣ（１２月３日、中京）まで混戦は続きそうだ。
土曜のシリウスＳ（阪神１１Ｒ）も難解。例年よりもメンバーが小粒で、絶対的に信頼を置ける馬はいない。そんな状況で軸馬に最もふさわしいのは昨年覇者◎マスクゾロ。前走のＢＳＮ賞はおよそ１１カ月ぶりの実戦だったが２番手から鋭く２着。ブランクを感じさせない走りだった。脚元に不安があるだけに中間の調整に注目していたが、最終追いの坂路はビシッと追われ、時計を前走時より４秒近く大幅に短縮。今夏はまともに調教ができないほどだったが、陣営の努力が実り状態は劇的に上向いている。まともに走れる仕上がりなら、このメンバーでの能力は抜けた存在。連覇達成だ！！ 馬券は馬単。相手はモルトベーネ、ドラゴンバローズ、ミツバ、ブライトアイディア、マインシャッツ、トップディーヴォ。
