【凱旋門賞】仏ダービー馬ブラムト、僚馬の無念晴らす!
2017年09月30日 05:30
競馬
僚馬の分も…と期待を背負うのがブラムトだ。母モーニングライトは現役時代、目立つ成績を残していないが、その母の半兄モンズーンは93年ドイツ年度代表馬で父としてシロッコやスタセリタ、ノヴェリストなど数多くのG1馬を出して02、04、06年とドイツ・リーディングサイヤーに輝いた名種牡馬。この母系が奥の深さを感じさせる。
レースぶりは道中じっくり構えて末脚勝負のスタイル。鋭く切れるというより長い直線で追えば追うだけジワジワ伸びてくるイメージだ。仏2000ギニーも仏ダービーも短頭差。追い比べで競り負けない根性が光った。距離が延びるのは歓迎だろう。G1で三たび勝負強さを発揮する。