【下関・競帝王決定戦】白井 減量実った初V G1・10勝目
2017年10月02日 05:30
ボートレース
下関の周年記念優勝戦はこれまで準V2回、3着が2回。14年2月に中国地区選は制しているが「地区選と周年記念は別物」と言い切り、見事周年制覇を決めた。「歴史に残る勝ち方で良かった」。G1は15年2月児島の中国地区選以来、10回目の優勝となった。
今節にかける意気込みは並々ならぬものがあった。減量に取り組み、初日の体重は50・5キロ。選手になって初めて重量調整を経験。「最近の記念で結果を出せてなかったので、いつもと違うことをしようと思った」。
この優勝で900万円を加え、ランキングは5位まで上昇。11月に当地で行われるチャレンジカップへも追い風になったはず。「チャレンジカップでまたファンにお祝いしてもらいたい。これからも一走一走全力で頑張ります」。弾みをつけた白井がここから一気に突っ張る。
◆次走 白井英治、古賀繁輝、田中信一郎、中島孝平、菊地孝平、馬場貴也の次走は8日からの津G1つつじ賞王座決定戦。池田浩二、井口佳典、石野貴之、岡崎恭裕、篠崎元志、茅原悠紀ら強豪と優勝を争う。
◆最高記録 今回の周年記念で、下関ボートでの周年記念節間売り上げ最高となる59億5881万2600円を記録。