11日に京都競馬場で行われた「京都ジャンプS」(J・G3、芝3170メートル)は、4番人気のマイネルフィエスタ(牡7=中村、父シンボリクリスエス)がV。14年5月以来、3年6カ月ぶりの勝利が重賞初制覇となった。
レースは序盤で人気のミヤジタイガが落馬するアクシデント。その隙にタマモプラネットが後続を突き放して逃げ。粘り込みを狙うところを内からフィエスタが頭差捕らえた。植野は「相手はタマモだけだと思ったので早めに動いた。追ってからしぶとかった」と笑顔。
中村師は「具合が良かったし、今日はジョッキーの好騎乗だね」と人馬の奮闘をたたえた。今後は馬の状態を見ながら中山大障害(12月23日)を視野に調整される。