ヤングジョッキーズシリーズトライアル最終戦が22日、浦和6Rと8Rで行われ、地元・浦和の保園翔也(21)と赤津和希(17)がそれぞれ勝利した。この日1、3着の保園は地方競馬南関東ブロックで臼井健太郎(20=船橋)に次ぐ2位に躍進。ファイナル(12月27日=大井、同28日=中山)切符を手にした。今年デビューの赤津は19戦目にしてうれしい初勝利となった。
昨年33勝を挙げ、南関東最優秀新人騎手賞を受賞した保園。6Rは先手を奪い、スローに落として逃げ切り。8Rは最内を伸びて3着。地元でラストチャンスをものにした。逆転での本戦出場を知ると「ヨシッ!」と気合を入れた。赤津は11番人気の人気薄で追い込んで初V。「ここで勝てるとは」と驚きを隠さなかった。
▼藤田菜七子 うれしいです。同期などを特に意識せず自分の騎乗馬とレースに集中して頑張りたい。いい結果を出したい。(JRA東日本首位でファイナルへ)
◆YJSファイナルラウンド進出条件 ▽JRA=(1)最上位騎手(2)東日本上位3騎手と西日本上位3騎手(1の騎手を除く)▽地方=<1>東日本最上位騎手と西日本上位3騎手<2>北海道・東北ブロックの最上位騎手と南関東ブロックの上位2騎手(1の騎手を除く)