【ジャパンC】シュヴァル首差先着 初コンビのボウマン満足げ
2017年11月23日 05:30
競馬
続けて「日本馬で気になる馬は?」の問いに、「もちろんキタサンブラック」と迷いなく目をギラつかせた。「特にこの舞台では強い競馬をしている。好位で運ぶと思うので、それを目標に運びたいね」。既に名手はイメージを膨らませていた。
昨年はアルゼンチン共和国杯を制すと、続くジャパンC3着。勝ち馬キタサンブラックには突き放されたが、2着サウンズオブアースと首差。友道師は「去年は春の疲れが取り切れなくて、中2週の強行軍だった。それに比べて今年はしっかりと乗り込めている。万全の態勢で臨めると思う」と力強い。鞍上について「レースでズブいところがあるので、しっかりと追ってくれるジョッキーは心強い」と全幅の信頼を寄せる。
姉ヴィルシーナは13、14年のヴィクトリアマイルを連覇。妹ヴィブロスも昨年のドバイターフで屈強な牡馬を相手に世界の頂点に立った。「この馬もあと一歩のところまで来ているし、何とかG1を勝たせてあげたい」とトレーナー。状態は間違いなく昨年以上。今季絶好調の名手が悲願成就をアシストする。