「第4回京都2歳ステークス」(G3、芝2000メートル)は25日、京都競馬場で行われ、武豊騎乗の2番人気グレイル(牡=野中)が直線で1番人気タイムフライヤーを差し切り、デビューから2連勝で重賞初制覇を果たした。勝ちタイムは2分1秒6。
道中は4番手でタイムフライヤーを見ながら追走。直線では先に抜け出したタイムフライヤーに外から襲いかり、ゴール前で差し切った。鞍上の武豊は「強かった」と笑顔。直線で手前が変わらなかったにもかかわらず、きっちり差し切ったことに「全体的にまだ走りはしっかりしてないのに、これだけ走るのは(将来が)楽しみ」とうなずいた。前走は道悪、この日は良と馬場を問わない脚質に「いい馬です」と目を細めた。
頭差の2着はタイムフライヤー。さらに2馬身半差の3着はケイティクレバー。