中山4R(ダート1200メートル)は4番人気のゴールドタンバリン(牝=池上和、父へニーヒューズ)が直線で抜け出して快勝。勝ち時計は1分12秒2(良)。
スタートは出遅れたが、鞍上・シュミノーに促されると外からポジションを押し上げ、残り3Fの地点では2番手をキープ。直線で力強く抜け出し、2着には1馬身3/4差、3着はそこから更に5馬身差という完勝だった。「スタートでキョロキョロしたが道中は息も入ったしスピードで押し切る競馬。完勝だった」と笑顔のシュミノー。池上師も「落ち着きがあるし、距離の融通も利きそう。体重(426キロ)が示すとおりもう少しパワーアップしてくれるといいが、時計もいいし現状ではよく走ってくれた」と高評価した。
祖母ゴールドティアラは2000年マイルCS南部杯などダート重賞5勝を挙げた女傑。その娘でタンバリンの母ダブルゴールドは1戦1勝で引退し繁殖入りとなったが、第1子のタンバリンが軽快な走りで祖母から3代連続の新馬勝ちを達成した。