3番人気ステルヴィオは行き脚がつかず、道中12番手の追走。4角すぎには挟まれる不利もあった。直線では上がり3F2位タイの33秒8の末脚で追い込んだが、タワーオブロンドンを首差かわすのがやっと。勝ち馬ダノンプレミアムには3馬身半離された2着だった。
初騎乗のC・デムーロは「加速するまでに時間がかかるので、マイルでは少し短い。距離を延ばしていけばG1でも好勝負になる」と分析。木村師は「負けたらどんなレースでも悔しい。自分に何が足りないのかを勉強して、やり直したい。来年また頑張ります」と唇をかみしめた。