【若葉S】フライヤー、最適ローテで皐月賞獲りへ気合 

2018年03月14日 05:30

競馬

 G1馬としては異例の始動戦となる若葉Sのタイムフライヤー。ダービー2勝(02年タニノギムレット、04年キングカメハメハ)を誇る松田師の表情を見れば、上昇度は一目瞭然だ。ここ2週はルメールが騎乗し感触を確かめ、最終追いにも騎乗する熱の入れようだ。
 「皐月賞を勝つためにはどのレースがいいか。遠征すれば目に見えなくても疲れが残る。強い相手に走ればそれも疲れが残る。ならばどこかと考えれば、遠征しない2000メートルのここ(若葉S)になる」

 危惧するのは本番を前に“消耗”してしまうこと。本番までちょうど1カ月の間隔になるここが“超回復”を促すベストのローテ。ダービーを最大目標に置きながらも、指揮官は皐月賞獲りへも抜かりはない。

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