【高松宮記念】坂路番長ネロ、別格の“かき込み力”が好時計要因
2018年03月23日 05:30
競馬
この日の2番時計がワンダーウマス(4歳500万)の54秒4だから、いかに速いかがお分かりか。その要因を「時計が出るのは他の馬より“かき込み力”が違うからでしょう。ピッチで走るタイプ。荒れ馬場を他の馬が気にするなら、歓迎ですね」と同助手は説明した。中京は年末、年明けと競馬が行われた。この開催も最終週。馬場は荒れており、週中の雨で重みが増せばネロには絶好の条件となる。
「先週の中京を見ても馬場はそう良くなさそう。時計勝負にはならないだろうし、そのあたりはプラスだと思う。メンバー的にもノーチャンスではない」
鞍上のミナリクはここ2週で4勝2着4回。先週馬券に絡んだ6頭は全て人気以上の着順と上げ潮に乗る。コンビ続投、特徴もつかんでいるだろう。「大きなケガもなく普段から真面目。だから坂路で時計も出るんだと思う。頑張ってほしい」。ワクワクドキドキの逃げ、荒れ馬場も味方にVゴールへ飛び込む。