【桜花賞】ライラック100点!大本命に隙なし“女傑の脚”
2018年04月03日 05:30
競馬
トモにも厚みがあるため前後のバランスがとてもいい。飛節も絶妙な角度。トモのパワーを逃がさず推進力に換えることができる。寝肩、つまり、肩甲骨の角度が寝ているように傾斜しているため大きなストライドが可能になる。全身が柔軟性にあふれ、490キロ前後の馬体重以上にインパクトがあります。
春だから当然とはいえ、毛ヅヤも阪神JFより輝いています。腹周りに少し余裕がありますが、今週のひと追いで絞れるでしょう。
立ち姿も阪神JF時を上回っている。当時よりも頭の位置が低く、とてもリラックスした姿勢です。デリケートな3歳牝馬。余裕のある立ち方は大一番に向けて頼もしい。阪神JFでは「身だしなみとして距毛(きょもう=球節後部の毛)を切りそろえてほしい」と注文を付けました。今回は距毛も目立たず、脚の見栄えまで良くなりました。
キ甲(首と背の間の膨らみ)は発達途上。つぼみの段階です。これから膨らんでくれば、ますます迫力を増してくる。不動のヒロインがリードする3歳牝馬戦線。穴党の出番はしばらくなさそうです。