【香港QE2世C】日本馬連覇ならず アルアイン“ゴネて”5着
2018年04月30日 05:30
競馬
アルアインはスタートを決めて3番手へ。「前残りの競馬が続いていたので。作戦通りに運べた」と池江師。逃げた地元の大将格タイムワープを目標に想定通りのポジション。抜群の手応えで直線を迎え、満を持してC・デムーロはGOサインを出した。ところが追い切りでも見せていた“ゴネる”悪癖がまたも顔をのぞかせて、鞍上が立て直しを図るも5着。「直線は馬が走るのをやめようとしていた。肉体的には問題なかったが、メンタルの面が出てしまった」とトレーナーは険しい表情で振り返る。
昨年の皐月賞で披露した鋭い末脚は鳴りを潜めたまま…。初の海外挑戦は消化不良に終わってしまった。「ジョッキーは“ブリンカーを着けた方がいいのでは”と言っていた。能力はある馬なので、調教から見直したい」と池江師。今後は宝塚記念には向かわず秋まで休養。「諦めません。勝つまでは」。トレーナーは香港でのリベンジを誓っていた。