2日目10Rで写真判定の末にシリーズ初白星をもぎ取った中村雅は「差していると思っていなかった」と苦笑いした。2日後の4日目11Rでオート界屈指の先行力を誇る青山を2日目と同様、ゴール前の逆転で1着通過に成功。レース後は「少しは差す味を思い出してきた」と照れていた。
「悪い状態だったら2番手のまま逆転できないと思うし、そのあたりは良さそう」と中村雅。しかし、豪華メンバーが集結した優勝戦を考えると安心できるレベルの仕上がりには到達していない状況だ。「エンジン的に上積みしたいので考える」とレースまで懸命の調整を施していく。
枠番は中村雅の「4、5枠あたりがいい」の希望より内側の3枠が手に入った。「準決くらいの位置で道中を走れれば…」と3番手付近を確保するためにも、スタートを決めてSG7Vにチャレンジする。