初の芝マイル戦出走でも地力を評価されて1番人気に支持されたスワーヴリチャードだったが、結果は3着止まり。前走の大阪杯に続くG1連勝はならなかった。懸念されていたスタートをポンと決め、道中は5番手のインを追走。直線でスムーズに外へ持ち出されたが、そこからは切れ味を見せることなくゴール前では勢いが鈍ってしまった。
手綱を取ったM・デムーロは「初めての千六でもいいレースができたが、思ったより伸びなかった。ゴールした後の様子もおかしかったし、少し夏バテしているのかも…」と予想外の負け方に思案顔。この日は馬体重10キロ減。庄野師は、「距離には対応できたけど、ちょっと疲れているのかな。最後は、それで余力がなかった感じ。この後は少しお休みさせます」と語っていた。