【若松・オーシャンC】毒島V、夜の帝王!SG3勝全てナイター

2018年07月17日 05:30

ボートレース

【若松・オーシャンC】毒島V、夜の帝王!SG3勝全てナイター
SG3勝目を飾った毒島誠 Photo By スポニチ
 ボートレース若松のSG、第23回オーシャンC優勝戦が16日、12Rで行われ、2コースから舟足を伸ばし、まくった毒島誠(34=群馬)が後続を寄せ付けず、そのまま押し切ってV。昨年のチャレンジC以来となるSG3勝目を飾った。2着は吉田拡郎、土屋智則で大接戦。最終1Mで差し返した吉田に軍配が上がった。
 SG3勝目もナイターだった。2コースからジカまくりで丸岡を沈めた毒島。ゴールでは夜空に向け、右手を高々と突き上げた。

 これで13年まるがめメモリアル、昨年の下関チャレンジCに続き、またも夜の舞台で頂点に輝いた。「夜の男ですね。普段は朝型なんですけど。でもナイターのレースは大好き」。笑顔がカクテルライトに映えた。

 準優でも見せた強ピット離れを再び繰り出した。インを奪うまでは至らなかったが、丸岡にプレッシャーを与えるには十分だった。そしてコンマ13のトップスタート。ついに丸岡は陥落した。

 「もう少し早いのかなと思った。全速で踏み込めた。落ち着いてレースもできた。ペラを大幅に叩いて、スリット付近の足はさらに良くなっていた。足に関しては(今節で)一番いい状態だった」

 常に上を目指す姿勢、度胸。これが毒島の原点であり持ち味だ。「予選までの足だったら準優でも全く歯が立たなかった。この場(優勝戦)にすら、いなかったはず。整備士さんにも感謝したい」。準優前には今節2度目のキャリアボデー交換。さらに徹底したペラ調整。裏目に出ることもあるが、それを恐れない前向きさ。さらに準優も優勝戦もまくり一撃。水陸ともに攻めまくっての頂点。毒島にとっても会心の勝利だっただろう。

 これで賞金ランクは2位に浮上。昨年に続いてベスト6入りでのグランプリ出場が見えてきた。「これは大きい。でも、まずはこれからのレースを一戦一戦、しっかりと戦っていきたい」。次なるSGはナイターのまるがめメモリアル(8月21〜26日)。Mr.ナイターが5年前の再現を狙う。

 ◆毒島 誠(ぶすじま・まこと)1984年(昭59)1月8日生まれ、群馬県桐生市出身の34歳。92期。03年5月桐生でデビュー。初優勝は06年鳴門。通算優勝44回。10年1月浜名湖蒲郡ヤングダービーでG1初優勝。13年8月まるがめメモリアルでSG初優勝。同期は浜崎直矢、松村敏、大峯豊ら。1メートル62、51キロ。血液型B。

 ▼次走 優勝した毒島誠、そして田村隆信、吉田拡郎、石野貴之の次走は20日からの平和島G1トーキョー・ベイ・カップ。浜野谷憲吾、山崎智也、中島孝平、岡崎恭裕、新田雄史、中田竜太らが出場する。丸岡正典、土屋智則は24日からの尼崎G1尼崎センプルC。白井英治、菊地孝平、峰竜太、茅原悠紀、篠崎仁志、前田将太らと優勝を争う。

おすすめテーマ

2018年07月17日のニュース

特集

ギャンブルのランキング

【楽天】オススメアイテム
`; idoc.open(); idoc.write(innerHTML); idoc.close(); });