【松戸・サマーナイトF】渡辺一、初の夜王 G前で差した
2018年07月17日 05:30
競輪
「どういう形であれ竹内君の内で誰かが粘る予想はあった。菅田君が脚力を発揮する展開になったけど平原さんと併走になったので踏ませてもらった」
2年後の東京五輪に向け、自転車競技を優先。今年はまだ国内4戦目だった。出走回数が限られた中でも昨年10月の寛仁親王牌以来となる優勝を飾るのだから勝負強い。
「次走はオールスター(8月15〜19日、いわき平)なので連覇ができるように。また北日本から優勝者を出せるように頑張りたい」
前検日から脚力には自信を持っていた。ナショナルチームで鍛え上げたスピードはさらに加速している。昨年制した地元G1へ向け、渡辺一がさらに加速する。
◆渡辺 一成(わたなべ・かずなり)1983年(昭58)8月12日生まれ、福島県双葉町出身の34歳。県立小高工卒。03年7月プロデビュー。通算834戦236勝。通算取得賞金は5億1662万円。主な優勝は第31回全日本選抜競輪(16年)、第60回オールスター競輪(17年)、第26回寛仁親王牌(17年)。競技にも力を入れており今年のアジア選手権(マレーシア)スプリント優勝。1メートル76、80キロ。血液型A。