菜七子、最後方から大外一気!18年南関初勝利

2018年09月28日 05:30

競馬

菜七子、最後方から大外一気!18年南関初勝利
今年の南関東初勝利に喜ぶ藤田菜七子 Photo By スポニチ
 藤田菜七子(21)が27日、浦和競馬場で2鞍に騎乗。エキストラ騎乗の7R、イーストスパークル(牡7=浦和・工藤)で直線一気の追い込みを決め、南関東での18年初勝利を29戦目の騎乗で飾った。8番人気の人気薄で、単勝は2260円。菜七子は「もっと前につけたかったけど、スタートが良くなかったので、切り替えて後ろから行きました」。この冷静な判断が、わずか220メートルしかない浦和の直線での大逆転を生んだ。最終コーナーを回って大外に出した時は最後方11番手。不良馬場をものともせず、圧巻の差し切り勝ち。「前が有利な馬場だったけど、逆にハイペースになってくれた」。菜七子は16年3月24日に初勝利を挙げた浦和で、成長した姿を見せた。JRA交流競走の10Rは4着だった。
 今週末は土日ともに中山で計9鞍に騎乗。日曜8Rではコウユーホクトとのコンビで連勝を狙う。

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