【南武特別】オジュウ平地連勝!有馬記念へ前進 JC参戦も
2018年11月04日 05:30
競馬
「道中折り合って、最後もしっかり脚を使ってくれた」。安どの表情で振り返った武豊。満面の笑みで出迎えた長山オーナーは「もう少し(後続を)離すと思った」と、おどけながら「さすがは世界の武豊。盛り上がりも凄かった。もう僕の馬じゃなくファンの馬だからね。(平地出走について)あれやこれや言う人も少なくなるかな」と喜んだ。
今後について、長山オーナーは「有馬の前にもう1回使います。候補は2つ」と明言。スポニチ賞ステイヤーズS(12月1日、中山)が視野に入っていることは否定せず「もっと大きいレースもあるからね」と、ジャパンC(25日、東京)挑戦もにおわせた。「目標は有馬で変わりない。そのために一番いいスケジュールを考えたい。武さんの都合もあるから」と語った。
この日は、TBSのドキュメンタリー番組「バースデイ」のクルーがオジュウ陣営に密着。また場内に設けられたグッズの特設ワゴンには、前回の福島同様に長蛇の列と、オジュウの挑戦は社会現象となっている。「何よりファンに喜んでほしいし、僕自身も夢とロマンを追い掛けたい。有馬はぜひファン投票1位で」と長山オーナー。競馬界のスーパースターへの夢物語は既に、現実のものとなりつつある。