【JBCレディスクラシック】アンジュデジールがG1初制覇!横山典が渾身ガッツポーズ

2018年11月04日 16:37

競馬

【JBCレディスクラシック】アンジュデジールがG1初制覇!横山典が渾身ガッツポーズ
<京都12R・JBCレディスクラシック>鞍上からジャンプする横山典(上)(撮影・平嶋 理子) Photo By スポニチ
 ダートの祭典・JBC3競走が4日、史上初めて京都で開催され、12R「第8回JBCレディスクラシック」(統一G1、ダート1800メートル)は横山典弘騎手騎乗の6番人気アンジュデジール(牝4=昆厩舎)が優勝。G1初勝利をあげた。
 先行集団を見る形で競馬を進めたアンジュデジール。直線では最内を突いて猛追。1番人気のラビットランとの壮絶な叩き合いを制し、わずかに先着した。鞍上の横山典は大きなガッツポーズを見せた。頭差の2着にはラビットラン、さらに半馬身差の3着には5番人気ファッショニスタが入った。勝ちタイムは1分50秒4(良)。

 勝ったアンジュデジールは父ディープインパクト、母ティックルピンクという血統。これまでスパーキングレディー、エンプレス杯、マリーンCとダート重賞を3勝している実力馬。前走の前哨戦レディスプレリュードでは4着に敗れていたが、見事に巻き返した。通算戦績は17戦6勝。

 史上初のJRA主催となった今回のJBC競走。レディスクラシックには4頭の地方所属馬が参戦したが、2年ぶりにJRA勢が勝利。通算でJRA7勝、地方1勝となった。

 ▼統一ダートG1 中央、地方の所属に関係なく出走できるダート競走において最高位に格付けされた競走。日本グレード格付け管理委員会が格付けを行っており、国際的に承認されたグレードを持つ3競走(フェブラリーS、チャンピオンズC、東京大賞典)はG1に、それ以外の競走はJpn1で格付けする。

 ▼JBC ジャパン・ブリーディングファームズカップ。生産者(ブリーディングファーム)が主導し、各地方競馬場が持ち回りで開催するダートの統一G1競走。今年に限りJRAの競馬場(京都)で行われる。米国のブリーダーズCを参考に01年、JBCクラシック、同スプリントを創設。11年に牝馬戦のJBCレディスクラシックが新設された。

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