【福島記念】菜七子 大好き福島で重賞初V挑む!スラーヴァと初コンビ
2018年11月09日 05:30
競馬
騎乗依頼した竹内師の期待も大きい。鞍上に近3走でコンビを組んでいる秋山を確保できず、菜七子に白羽の矢が立った。その最大の理由は“スタート力”。「藤田騎手はゲートが上手ですから。前半の運びがこの馬にとっては重要。そこを一番うまくこなせる可能性が大きい」と師。デビュー当時と比べて騎乗技術は格段にレベルアップしたといい「彼女なりに考えて乗っている。足りないところを埋めてきている」と成長度を評価した。
「福島は好き」と語る菜七子。16年4月10日に記念すべきJRA初勝利を挙げ、騎手としての第一歩を踏み出した地に特別な思いを寄せる。その福島では重賞初騎乗。先週日曜は同地でデビュー以来、最も人気を集めた単勝1・3倍のハンサムリーをVに導き、今年のJRA21勝目、通算41勝目を飾った。自信を付け勢いに乗る今なら…。最年長8歳の伏兵馬と共に重賞の高い壁を飛び越えても驚かない。