【フェブラリーS】「菜七子の夢」に立ちはだかるノンコノユメ
2019年02月14日 05:30
競馬
出迎えた加藤征師も「先週、ダートでしっかり負荷をかけたから直前はサラッと。いつも通りの動き」と納得顔だ。仕上がりは問題なし。あとは相手関係だ。「今年はかなり強い。新興勢力も相当だね」。そこには当然、菜七子騎乗のコパノキッキングも含まれる。菜七子に依頼経験もある師は「うちの厩舎の馬に乗った時の印象」と前置きした上で、こう語った。「追い込み馬を動かしていくタイミングで、まだ少し馬に遊ばれている部分がある。馬を瞬時にどう動かすか。そういう面が大事になってくると思う」
未来を担う若手の挑戦を温かく見守る助言。ただ、レースではライバル。負ける気はない。「毎回力を出し切ってくれる馬ではないが、本気で走ってくれれば昨年のようなレースができる。衰えは全くないから」。強烈な末脚を発揮した昨年の再現へ。ノンコノユメが「菜七子の夢」にとって、厚く高い壁であることは間違いない。