打越師、高知から“全国区”育成へ 今年も「リーディングを」
2019年02月22日 05:30
競馬
研究熱心でフットワークが軽い。「勝っている先生の話を聞いたり、いいところを取り入れようと思ってやってきた」。全国を飛び回り、ホッカイドウ競馬の田中淳師に調教師としての心構えを聞いたりもした。「勝つためにいろいろな面でシビアにならなければいけないが、自分が力み過ぎても良くない。これまでより少し余裕を持って見られるようになった」。厩舎と共に自身の成長も感じている。
「(調教師だった)祖父や父の背中が見えたかなと思うけど、まだ追いついてもいない。人も馬も“全国区”を育てたい。まずは今年も高知リーディング」。一つの目標を達成した以上、また新たな目標へ。目指すホースマンの道にゴールはない。