【ドバイワールドCデー】第2関門は輸送時の出発遅れ
2019年03月13日 05:30
競馬
日本→ドバイの飛行は11~12時間。問題は航空機のトラブルなどで出発が遅れるケースだ。アパパネの香港遠征(11年香港マイル13着)では搭乗機のエンジントラブルで15時間の遅延。「出発遅延の連絡が早ければトレセンに引き返せましたが、ストールごと飛行機に入ってからの連絡だったので機内で待つしかなかった。遅延が24時間を超えたら(出走を)やめるべきだと話し合っていたんです」と明かす。03年にはゴールドアリュールのドバイ遠征がイラク戦争による搭乗機の欠航で急きょ中止。04年には凱旋門賞を目指したタップダンスシチーのフランス入りが搭乗機のエンジントラブルによる欠航でレース2日前になった。昨年、ゴーフォザサミットの米国遠征が貨物機のトラブルで中止されたのも記憶に新しい。無事に就航できるかが第2の関門だ。