埼玉支部のボートレーサー・黒井達矢(30)が12日、戸田市役所を訪れ、昨年の1着本数に乗じた寄付・33万5072円の目録を菅原文仁市長(43)に手渡した。戸田市出身でボートレース戸田をホームとする黒井は17年12月に18年以降のレースを対象に、1着1本に付き自身の登録番号である4528円を寄付することを表明。18年の1着本数が74本となり、初の寄付が実現した。
市長との対面を終えた黒井は「戸田生まれ戸田育ちで何かしら貢献できればと考えた。寄付できて良かった。子供たちのために使っていただいて、ボートレースを知ってくれるきっかけになれば」と思いを込めた。今後については「寄付はこれからも続けていく。去年は100勝を目指すと言って全然足りなかった。今年も100勝を目指してやる」と目標を掲げた。菅原市長は「有言実行で寄付をしていただき大変うれしい。来年も寄付をしてただけるよう今後の活躍を期待しています」とエールを送った。