【高松宮記念】4年連続ドンキ「絶対に欲しいレース」

2019年03月20日 05:30

競馬

【高松宮記念】4年連続ドンキ「絶対に欲しいレース」
坂路で調整するレッツゴードンキ Photo By 提供写真
 【G1ドキュメント・栗東=19日】7歳にして男馬の一線級と互角に渡り合う桜花賞馬レッツゴードンキは希有(けう)な存在。高松宮記念挑戦は4年連続になるが、この朝、梅田師は来年も現役続行の可能性に言及。オサムも一瞬耳を疑った。
 「去年の高松宮記念は十何年調教師をやってきて、最も悔しかった。自分の馬だけ見てて“勝った”と思ったらゴール寸前で差された。高松宮記念は一番勝ちたい、絶対に欲しいレースだから」

 初めての芝6F挑戦となった16年こそ8着に大敗を喫したドンキだが、翌年がセイウンコウセイの0秒2差2着。そして昨年2着はファインニードルに鼻差。成績的にはむしろ“尻上がり”なのだ。

 「まだまだ現役。何なら、来年のレースにもチャレンジしようというのがオーナーだから。JBC(レディスクラシック)が1400メートルになったのも捨てがたい。そこで走れば、また来年ということになる」

 ドンキのオーナー・廣崎利洋氏は過去にストレイトガールを所有。6歳にしてヴィクトリアM、スプリンターズSのG1・2勝を挙げた同馬に現役続行を決意。高齢7歳にして連覇を飾ったヴィクトリアMは衝撃である意味、感動的だった。

 今回ドンキが高松宮記念を勝てば7歳牝馬のG1勝利は16年のストレイトガール以来。84年のグレード制導入以降では史上2頭目の快挙となる。それも果敢な挑戦あってこその記録だ。

 アンチエイジングの旗手として走り続けるドンキ。7歳牝馬が若馬を蹴散らせば痛快ではある。

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