【皐月賞】シュヴァルツいいぜ!いざ最少キャリアVへ上昇一途
2019年04月12日 05:30
競馬
6番人気と低評価だった前走・弥生賞で“力走”した。昨年11月の東京新馬V後、約4カ月ぶりの実戦。重賞即挑戦、初の中山、初の重馬場と未知の条件が重なりながらも最終4コーナーでは大外を回し、グイグイと伸びた。「スタートで他馬と接触して後方になったが、だいぶ外を回って、重い馬場でもしっかり脚を使った。凄く収穫の多い競馬だった」と同助手。さらに「粗削りな部分はあるし、不器用なタイプではあるが、使いながら徐々に良くなってきている」と成長を感じている。
3戦目での皐月賞挑戦。2歳戦が実施されるようになった1946年以降、3戦目でVなら「皐月賞最少キャリア優勝記録」の快挙となる。枠は10番に決まった。同助手は「作戦は枠を見て、(堀)調教師と(石橋)ジョッキーで作戦を練ることになると思う。クラシックとなると消耗している馬も少なくない。数を使っていない点ではフレッシュさがプラスになることもある。多頭数で相手も強くなるが、間隔を取ってきたことがプラスになれば」と前向きに結んだ。G111勝を誇る堀厩舎の逸材。15年ドゥラメンテに続く2度目の皐月賞戴冠は夢物語ではない。