【天皇賞・春】復調ヴァンドール 名手横山典で一発期待
2019年04月24日 05:30
競馬
8カ月ぶりだったチャレンジC(12着)→日経新春杯(13着)と2戦続けて惨敗したが、前走の阪神大賞典(3着)で復調の兆し。コース追いから、坂路主体の調教パターンに変えて臨んだ一戦だった。「坂路で2本乗ったり、気を抜く面があったので気合を入れながら乗ってきた。この馬らしさを戻してあげたという感じですね」と振り返る。
前走は激しい先行争いを繰り広げながらも、バテずに粘った。「結構(展開的に)イジメられましたが、ノリさん(横山典)も手応えを感じてくれた」と明かす。皐月賞ウイークに栗東を訪れた鞍上は、ヴァンドールの追い切りにもまたがっていた。「“かなり良くなっている”と言ってくれました。この馬の競馬ができれば結果はついてくると思う」と名手に託す。
平成16年春の天皇賞は横山典騎乗のイングランディーレが逃げ切り、4歳4強を完封。平成最後の大一番を締めくくるのも、ベテランの好リードかもしれない。