【青葉賞】リオン逃走V!松永幹師開業13年目で初ダービーへ
2019年04月28日 05:30
競馬
「さすが!」。松永幹師は開口一番、騎手時代に同期としてしのぎを削った鞍上を手放しで称賛。「持ち味を生かしてくれた。今日はジョッキーに尽きる」と笑顔を見せた。騎手時代は10度挑戦し、97年メジロブライトの3着が最高だったダービーの舞台。順調に駒を進めれば、調教師としては開業13年目で初参戦となる。「ダービーはもう1ランク状態が上がらないと勝負できない」と冷静に皐月賞組との力関係を分析し、「元々は秋から良くなると思っていた馬。短い期間でさらに良くなってほしい」と成長を期待。横山典は「もう少し良くなってほしいところがある。松永先生にお願いして本番を楽しみにしたい」と師への信頼を口にした。エアグルーヴ、トゥザヴィクトリー…平成を代表する2頭の名牝を祖母に持つ良血馬が令和最初のダービーに挑む。
◆リオンリオン 父ルーラーシップ 母アゲヒバリ(母の父クロフネ)牡3歳 栗東・松永幹厩舎所属 馬主・寺田千代乃氏 生産者・北海道安平町ノーザンファーム 戦績8戦3勝 総獲得賞金8221万円。