【ヴィクトリアM】オワラ、CWコースのスパイスで波乱演出
2019年05月08日 05:30
競馬
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例年、春の京都開催は速い時計の決着になることが多い。敗因は明確。まだまだ見限ることはできない。
「この中間は坂路とCWコースを併用しながらしっかりと乗り込んでいる。G1で相手はそろっているけどいい状態で送り出せる」
中2週での出走になるが、師の口調から状態面の不安は全く感じなかった。調教班の新谷として最も気になったのが坂路とコースを併用しながらの調整。同馬は坂路で追い切るのが主流だが、CWコースを取り入れたことでスパイスを利かせた仕上げに持ち込んだのではないか。
「いい脚を使えるタイプなので、時計が速くなり過ぎないようになってほしい」と師は締めくくった。師にとってG1出走は17年の秋華賞以来。今回と同じメイショウオワラで挑戦して16着だった。15年にはG1史上最高の3連単2070万5810円が飛び出した荒れるG1。確たる主役が不在だけに、アッと驚く激走があっても不思議はない。